シェイカーボックスで
日常をちょっと贅沢に

一見「曲げわっぱ」に見えるシェーカーボックスですが、もともと19 世紀にキリスト教プロテスタント派のシェーカー教徒たちによって作られた木製品のひとつ。
最小限のもので自給自足の暮らしをしていたシェーカー教徒たちが「美は有用性に宿る」「規則正しいことは美しい」といった考えから生まれたものだそう。
すべて手作業で加工されるボックスは、天然木が使われ薄い木の板を曲げて接着剤を使わず鋲でとめて作られ、側面に一か所だけ、曲げた木を止める部分「スワロウテイル」があります。
これは、シェーカー教徒が理想とした「simplicity(シンプリシティ)全てにおいて簡素であること」が表されたもの。華美な装飾が削ぎ落された意匠は美しく、存在感を際立たせている気がします。
 

小さなものから大きなもの、ハンドルのついたものまで。自身の暮らしに合わせたサイズを探すことができるので、なにを入れるか考えながら探す時間も楽しいですよね!
小さいサイズには身の回りのものを、使い勝手のよい中くらいのサイズは薬箱やメイクボックスとして。大きなサイズには帽子やブランケットをいれたり。
遠出ができない時でもスイングハンドルボックスに、Tea set を入れて公園でゆっくりとするのも心の栄養になる気がします。積み重ねて置くとインテリアとしてもステキです。
ちょっとした贅沢で日常がいろどられたら毎日をたのしく心豊かに過ごせそうですよね!
美しいモノを見るのは精神安定にとても重要なことだそう。なかなか出かけられない今、お家で美しいモノを見るのもよいと思いませんか?
質のよい日常を心がけたら、背筋がピン!となって毎日がんばれそうな気がするのはわたしだけでしょうか。